地域課題解決プロジェクト事業とは
市民自らが、テクノロジーを活用して、自らの望む社会を創り上げるために地域課題を解決する取り組みや考え方を「シビックテック」(Civic(市民)とTech(テクノロジー)をかけあわせた造語)といいます。
市民の皆さまが抱える地域課題を探り出し、その地域課題をICTの力で解決するシビックテック活動を、本事業を通して支援し、その周知と推進を図ることを目的としています。
- 地域課題(お困りごと)募集【※募集は終了しました】
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募集内容 あなたが生活している地域の課題や、日頃感じているお困りごとなど、具体的な地域課題(お困りごと)を募集します。
【参考】令和3年度に応募があった地域課題(例)
・古紙等回収拠点を簡単に検索したい!
・フードドライブの入出庫管理を簡略化したい!
・聴覚障害者の聞き取りをサポートしてほしい!
・金沢農業大学校修了生が生産する農産物の販路を確保したい!
・民生委員等の見守り活動記録をわかりやすく共有したい!課題の条件 金沢市内の地域課題であること。
※過去に本事業にご応募いただき、支援の対象とならなかった課題についても、再度応募することができます。(支援の対象となった課題については応募できません。)
応募の条件 年齢・居住地とも問いません。
※金沢市外在住の方もご応募いただけます。
※法人(グループ)による応募も可能です。募集期間 令和4年7月21日(木)~ 8月19日(金)
応募方法 以下のどちらかの方法でご応募ください。
(1)金沢市電子申請サービスによる応募
金沢市電子申請サービスにアクセスし、必要事項を入力の上、ご応募ください。(2)応募申込書による応募
応募申込書に必要事項を記載し、電子メール、郵送・FAX・持参いずれかの方法にてご提出ください。
応募申込書(Word)
応募申込書(PDF)【提出先】
〒920-8577 金沢市広坂1丁目1番1号
金沢シビックテック推進協議会事務局(金沢市市民協働推進課内)
mail:kyoudou@city.kanazawa.lg.jp
FAX:076-260-1178地域課題(お困りごと)応募後について ・ご応募いただいた地域課題(お困りごと)の中からいくつかを選定した上で公開し、ICTを活用してその課題の解決に取り組んでみたい「作り手」を募集します。
・作り手応募者と、公開した中からいくつか選定した地域課題(お困りごと)の応募者などによるマッチングイベントを開催します。
【11月2日(水)19:00~ 金沢市内で開催予定】 ※詳細は別途連絡します。
応募した課題が選定された際は、ぜひご参加いただき、応募した課題についてのプレゼンをお願いします。
注意事項 ・ご応募いただいた地域課題(お困りごと)の詳細を確認させていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。
・ご応募いただいた地域課題(お困りごと)については、市のホームページ等で紹介させていただきますので、あらかじめご了承ください。
・応募に当たって提供される個人情報及び法人連絡先情報等は、本事業の運営及び主催者の関連事業に使用される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
・本事業の実施、内容、スケジュールその他について、予告なく中止又は停止する場合があります。募集要項 詳細は募集要項(PDF)をご確認ください。
募集チラシ
- 作り手募集【※募集は終了しました】
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募集内容 課題応募者とICTを活用して解決に取り組んでみたい以下のいずれかの方
・ICTを活用してアプリ開発などができる方
・ホームページなどのデザインができる方
・地域課題に興味があり、解決に向けて一緒に考えてみたい方
※高校生以上の方(居住地は問いません。)地域課題 市民の皆さまから応募された地域課題は以下の8つです。
(ご応募の際に、興味がある地域課題を3つまで選んでください。)(1)シングルマザーに対する情報提供アプリが欲しい!
シングルマザーに対する情報提供ができるアプリ等があると助かります。
現在はFacebookグループ(https://www.facebook.com/groups/ksmama)で誰でも情報提供ができるようにしてありますが、見る人もFacebookに登録していないといけないし、他の情報に埋もれてしまっていて必要な人へ届きづらいと思っています
もっと気軽に支援者と受益者をつなげることができればと思っています。(2)スクールサポート隊用のマップを作成したい!
四十万版のスクールサポート隊(見守り隊)マップを作成したい。
長坂台校下で利用されている見守りアプリをベースに、市内に普及して欲しい。(3)古紙集団回収を地域と一体で取り組みたい!
古紙集団回収をより地域一体として取り組みたい。
昨年度当事業でマッチングした「古紙等回収拠点アプリ」の、地域版のようなアプリが欲しい。(4)地下道の利便性を向上させたい!
四十万校下にある地下道が使い勝手が悪く活用されていない。
加賀産業道路を横断する地下道の為、ここを利用する事ができれば小学校の通学路にしたい。課題として不審者対策、緊急通報対策などが挙げられる。(5)高齢者の買い物をサポートしたい!
私が住む粟崎地区はスーパーがなく移動販売が定期的に来ています。
高齢化が進み住民は移動販売先まで往復することも難しく、お米や飲料など重いものを購入し持ち帰ることも大変な状況です。
そこで 地域住民の方から注文を頂き商品を届けたい。(なまものよりも日持ちのするもの)(6)用水への転落事故を防ぎたい!
昨今、用水の転落事故が多発しています。その背景には夜、歩いているときにどこに用水があるか分からないことが原因だと思います。そこで、用水を照らす照明を用水の水力を使い発電するICTをできないか考えました。
夜の用水を照らす灯があることで子どもの通学路の安全や地域住民の転落防止または、金沢の用水の風景としての魅力もアップできるのではないでしょうか?(7)聴覚障害者に対する医療機関での対応状況を知りたい!
聴覚障害のある人に対する病院の対応状況などが、事前に分かると良い。(8)アパート、マンション、シェアハウスの居住者も町会の活動に取り込みたい!
彼らと町会役員や他の会員との顔をどうやってつないでいくか。
どんな企画をすれば彼らが参加したいと感じるようになってくれるか。
どこにどんな人が入居しているかをどうやって確認するか。(災害対応や連絡物の配布に必須だが、運営会社には部屋の入居・空室の情報を開示してくれないところもある。)募集期間 令和4年9月27日(火)~ 10月21日(金)
課題の解決方法 アプリ等の開発など、ICTを活用して課題解決に取り組むこととします。
・ノーコードツール(Glide等)を活用したアプリ等の開発
・Googleマップ等、既存のウェブサービスの活用
なども含みます。応募のパターン 「個人」または「チーム」でご応募いただけます。
1.個人で応募の場合
・単独で解決チームを結成して解決に取り組むことも、他の作り手と解決チームを結成して取り組むことも可能です。2.チームで応募の場合
・あらかじめ解決チームを結成し、メンバー全員の氏名等を記入の上、ご応募ください。
・応募した解決チーム単独で解決に取り組むことも、他の作り手と解決チームを結成して取り組むことも可能です。応募方法 以下のどちらかの方法でご応募ください。
(1)金沢市電子申請サービスによる応募
金沢市電子申請サービスにアクセスし、必要事項を入力の上、ご応募ください。(2)応募申込書による応募
応募申込書に必要事項を記載し、電子メールにてご提出ください。【提出先】
〒920-8577 金沢市広坂1丁目1番1号
金沢シビックテック推進協議会事務局(金沢市市民協働推進課内)
mail:kyoudou@city.kanazawa.lg.jp
FAX:076-260-1178募集要項 募集チラシ
- マッチングイベント【令和4年11月2日(水)19:00~】
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概要 ご応募いただいた「作り手」と課題応募者が、ICTを活用した解決アイデアについてディスカッションを行うイベントです。
日時 令和4年11月2日(水) 19:00~21:00(予定)
場所 金沢学生のまち市民交流館 交流ホール(金沢市片町2丁目5番17号)
マッチングイベントの流れ マッチングイベントは以下の流れで開催予定です。
(1)課題応募者から、課題の概要についてプレゼンテーションを行います。
(2)課題応募者と作り手が、課題の解決アイデアについてディスカッションを行います。
・各課題応募者のテーブルを作成します。
・作り手は興味がある地域課題のテーブルを自由に移動し、課題の詳細についての質問や、ICTを活用した解決アイデアについてディスカッションを行います。(3)課題と作り手をマッチングします。
・作り手は、解決に向けて取り組んでみたい課題を選択します。(複数可)(4)解決チームを結成します。
・マッチングした課題応募者と作り手で、解決アイデアの実現に向けて協働を行うことが可能な場合は、「解決チーム」を結成します。
・一つの課題に対して複数の作り手がマッチングした場合、可能な場合は複数の作り手で解決チームを結成します。
それが難しい場合は、課題応募者が、どの作り手と解決チームを結成するか選択します。マッチングイベント後について (1)解決アイデアのブラッシュアップ
・解決チームで、マッチングイベント時に検討した解決アイデアをブラッシュアップします。(2)解決アイデア実現に向けた企画書の作成
・解決チームで、ブラッシュアップした解決アイデアを簡単な企画書にまとめ、事務局へ提出します。(令和4年12月末頃まで)(3)企画書の審査
・提出された企画書を金沢シビックテック推進協議会で審査し、支援の可否を決定します。
・支援の可否は、「課題解決につながるか」「実現可能か」「継続的に運用可能か」などの視点から、総合的に判断します。(4)開発支援
・企画書を審査し、支援可と決定した場合は、1解決チームあたり10万円の支援金を支給します。(支給は1解決チームあたり1回です。)
・そのほか、金沢市の担当部署との調整やデータ提供など、非資金的な支援についても可能な範囲で実施します。
・課題を解決するアプリ等は、概ね令和5年9月末頃までの完成・公開を目指すこととします。(開発するプログラムは原則オープンソースとします。)
・概ね2年間、年度ごとに解決チームの簡単な活動報告書を提出いただきます。ディスカッションを行う地域課題 (1)スクールサポート隊用のマップを作成したい!
四十万版のスクールサポート隊(見守り隊)マップを作成したい。
長坂台校下で利用されている見守りアプリをベースに、市内に普及して欲しい。(2)古紙集団回収を地域と一体で取り組みたい!
古紙集団回収をより地域一体として取り組みたい。
昨年度当事業でマッチングした「古紙等回収拠点アプリ」の、地域版のようなアプリが欲しい。(3)地下道の利便性を向上させたい!
四十万校下にある地下道が使い勝手が悪く活用されていない。
加賀産業道路を横断する地下道の為、ここを利用する事ができれば小学校の通学路にしたい。課題として不審者対策、緊急通報対策などが挙げられる。(4)用水への転落事故を防ぎたい!
昨今、用水の転落事故が多発しています。その背景には夜、歩いているときにどこに用水があるか分からないことが原因だと思います。そこで、用水を照らす照明を用水の水力を使い発電するICTをできないか考えました。
夜の用水を照らす灯があることで子どもの通学路の安全や地域住民の転落防止または、金沢の用水の風景としての魅力もアップできるのではないでしょうか?(5)聴覚障害者に対する医療機関での対応状況を知りたい!
聴覚障害のある人に対する病院の対応状況などが、事前に分かると良い。
(6)アパート、マンション、シェアハウスの居住者も町会の活動に取り込みたい!
彼らと町会役員や他の会員との顔をどうやってつないでいくか。
どんな企画をすれば彼らが参加したいと感じるようになってくれるか。
どこにどんな人が入居しているかをどうやって確認するか。(災害対応や連絡物の配布に必須だが、運営会社には部屋の入居・空室の情報を開示してくれないところもある。)タイムスケジュール 19:00 開会あいさつ
19:05 マッチングイベントの流れの説明
19:10 プレゼンテーション
(1)19:10 地域課題「スクールサポート隊用のマップを作成したい!」
(2)19:17 地域課題「古紙集団回収を地域と一体で取り組みたい!」
(3)19:24 地域課題「地下道の利便性を向上させたい!」
(4)19:31 地域課題「用水への転落事故を防ぎたい!」
(5)19:38 地域課題「聴覚障害者に対する医療機関での対応状況を知りたい!」
(6)19:45 地域課題「アパート、マンション、シェアハウスの居住者も町会の活動に取り込みたい!」
19:52 解決アイデアディスカッションタイム
20:45 マッチング意向確認
20:50 ディスカッション結果発表
20:55 マッチング結果発表
21:00 閉会
一般観覧 当日は、事前申込等なしで観覧可能です。
※ただし、座席数には限りがあります。
- マッチングイベントの結果
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マッチングイベントの様子 マッチング結果 各地域課題とマッチングした作り手の人数
(1)スクールサポート隊用のマップを作成したい!:4名
(2)古紙集団回収を地域と一体で取り組みたい!:1名
(3)地下道の利便性を向上させたい!:1名
(4)用水への転落事故を防ぎたい!:1名
(5)聴覚障害者に対する医療機関での対応状況を知りたい!:3名
(6)アパート、マンション、シェアハウスの居住者も町会の活動に取り込みたい!:2名
- 支援の決定
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支援が決定した企画 地域課題解決マッチングイベントにてマッチングした地域課題の中から、企画書が提出されたものについて、審査の結果、以下の企画に支援を行うことが決定しました。
(1)スクールサポート隊用のマップを作成したい!
【企画の概要】
長坂台小学校PTAで開発したアプリを他校区でも利用可能に汎用化するとともに、通学路見守り隊への情報配信や危険個所情報等の投稿機能などの実装を目指す。(2)古紙集団回収を地域と一体で取り組みたい!
【企画の概要】
町会連合会や小中学校等で実施している古紙集団回収の集配場所データを一元化し、写真とともに地図上に表示する。(3)聴覚障害者に対する医療機関での対応状況を知りたい!
【企画の概要】
聴覚に課題がある人が行きやすい病院を地図上に表示し、病院の対応(番号呼び出しや電子掲示板の設置情報など)を確認できる。病院の対応状況を投稿可能なフォームを併せて作成する。各企画については、概ね令和5年9月末頃までの完成・公開を目指します。
募集要項
〒920-8577 石川県金沢市広坂1-1-1
金沢市市民協働推進課内「金沢シビックテック推進協議会事務局」
TEL:076-220-2026FAX:076-260-1178
Mail:kyoudou@city.kanazawa.lg.jp